横浜美術館は、日本を代表する近現代美術館の一つであり、神奈川県横浜市に位置する文化的な名所です。横浜ランドマークタワーをはじめとするみなとみらい地区にあり、観光と合わせて訪れやすい立地も魅力の一つ。近現代美術の収蔵品が豊富で、国内外の名作が楽しめるとともに、アートを身近に感じられる空間が広がっています。
本記事では、横浜美術館の魅力や見どころ、訪れる際のポイントについて詳しくご紹介します。
横浜美術館とは?

横浜美術館は、1989年に開館した、近現代美術を専門とする美術館です。建築デザインは著名な建築家・丹下健三氏が手掛けており、左右対称の壮大な造りが特徴的。美術館の中央には吹き抜けのグランドギャラリーがあり、開放的で洗練された雰囲気が漂います。
収蔵作品の特徴
横浜美術館のコレクションは、19世紀後半から現代までの国内外の作品が中心。特に以下のようなジャンルの作品が充実しています。
- 印象派やポスト印象派の作品(モネ、ルノワール、セザンヌなど)
- 日本の近代美術(藤田嗣治、横山大観など)
- 戦後美術や現代アート(草間彌生、奈良美智、杉本博司など)
- 写真作品(日本を代表する写真家の作品も多く展示)
横浜美術館の見どころ
1. 常設展
横浜美術館では、膨大なコレクションの中から選りすぐりの作品が常設展として展示されています。西洋の近代美術と日本の現代アートが融合することで、多様な視点でアートを楽しめるのが特徴です。
2. 企画展
定期的に開催される企画展は、国内外の著名なアーティストや特定のテーマに焦点を当てたものが多く、美術ファンにとって見逃せない内容が展開されます。近年では、ポップアートや現代アート、写真展など、幅広いジャンルの展示が開催され、多くの来館者を魅了しています。
3. 子どものアトリエ
横浜美術館は、子ども向けのアート教育にも力を入れています。「子どものアトリエ」では、実際に絵を描いたり、粘土で造形を作る体験ができ、小さな子どもでもアートに親しめるプログラムが充実しています。
4. 美術図書室
館内には美術専門の図書室もあり、アート関連の書籍やカタログ、研究資料が揃っています。美術史やデザインに興味がある方には最適な空間です。
横浜美術館周辺の楽しみ方

美術館のあるみなとみらいエリアには、カフェやショッピングモールも多く、アート鑑賞とあわせて散策を楽しむのもおすすめです。
- 横浜ランドマークタワー:展望台からの絶景が魅力。
- 赤レンガ倉庫:レトロな建物の中に雑貨店やレストランが並ぶ人気スポット。
- カップヌードルミュージアム:インスタントラーメンの歴史を学べる体験型施設。
訪れる際のポイント
1. 開館時間・アクセス情報
- 住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
- 開館時間:10:00~18:00(最終入館17:30)
- 休館日:木曜日(祝日の場合は翌日休館)、年末年始
- アクセス:みなとみらい線「みなとみらい駅」より徒歩3分
2. チケット情報
- 一般料金:500円~1,500円(企画展により異なる)
- 大学生・高校生割引あり
- 中学生以下無料
3. おすすめの時間帯
平日午前中は比較的空いているため、じっくり鑑賞したい方にはおすすめです。週末や祝日は混雑することが多いため、事前予約やオンラインチケット購入を活用するとスムーズに入館できます。
まとめ
横浜美術館は、国内外の近現代美術を幅広く鑑賞できる魅力的な美術館です。歴史あるコレクションや魅力的な企画展に加え、子ども向けのアトリエや美術図書室など、多様な体験ができるのも特徴です。みなとみらいの観光と合わせて、ぜひ訪れてみてください。
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